2023年6月22日から24日の期間に順天堂大学医学部乳腺腫瘍学講座 主任教授の齊藤光江先生が会長をされた表記学術大会が奈良県コンベンションセンターにおいて開催されました。本会は、「患者を支えるがん医療の温故知新」というテーマで多数の講演や発表が行われました。
本学術大会において、当科からは今井が参加し、「高齢がん患者におけるオピオイド誘発性便秘(OIC)に対するナルデメジンの有効性と安全性に関する検討」について発表を行いました。
まさに奈良の地にふさわしい、古く伝統あるものに学び、新しい技術を取り入れる、常に医療が目指してきた姿勢をあらためて問い直し、未来に向けて方向性を定めていく覚悟を決める記念すべき大会でした。がん医療におけるサポーティブケアは、このような時代においてこそ、ますます重要となる領域であると改めて参加して感じました。